アミノ酸のアルファベット1文字表記を利用した遊び方です。
手札にある5枚のアミノ酸カードを並べ替えて、英単語を作ります。手札は山札から補充していき、できるだけ長い単語を、できるだけ多く作った人が勝ちです。アミノ酸カードを5枚つなげて、5アミノ酸からなるペプチド、ペンタペプチドを作りましょう!
<ルール>
カードを5枚ずつ配り、各々表にして自分の前に置く。残りのカードは裏返しにして山札とする。
手札のカードはアミノ酸の名前が書いてあるカードも、構造式が書いてあるカードも、全てそのアミノ酸の対応する1文字のアルファベットとしてみなす。
ジョーカーはどのアルファベットとしても使える。
スタートの合図で各々、自分の手札の5枚の中から2~5枚のカードを使って英単語を作る。できた単語はそばによけて置き、使ったカードの枚数分、山札からカードを補充して常に手札が5枚になるようにする。
単語が作れない場合、もしくは作れるがカードを取っておきたい場合は、手札からいらないカードを好きなだけ捨て、捨てた枚数分のカードを山札から補充する。
例えば
「プロリン (P) - システイン (C) 」 で PC
「システイン (C) - アラニン (A) ー スレオニン (T) 」で CAT
「アラニン (A) ー プロリン (P) ー プロリン (P) ー ロイシン (L) ー グルタミン酸 (E)」でAPPLE
山札がなくなったらゲーム終了。以下の通り点数計算を行う。
2文字からなる単語(ジペプチド):1点
3文字からなる単語(トリペプチド):3点
4文字からなる単語(テトラペプチド):5点
5文字からなる単語(ペンタペプチド):7点
点数の一番高かった人が勝ち!
<ポイント>
・アルファベットは26文字ありますが、アミノ酸トランプでのアミノ酸カードは20種類。6文字分少ないです。その6文字は、「B, J, O, U, X, Z」。これらの文字を入れたいときは、ジョーカーを使いましょう。
・カードの四隅を見れば、そのアミノ酸の1文字アルファベット表記が確認できます。しかし、確認に時間がかかると単語を考える時間が少なくなってしまいます。このゲームでは、アミノ酸の名前や構造式を見て一文字がすぐ浮かぶようになると有利です。
多くのアミノ酸では、名前の1文字目がそのアルファベット1文字表記になっていますが、そうでないものもそれなりにあるので注意です。